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GMOインターネットグループの、GMOインターネット株式会社(代表取締役 社長執行役員:伊藤 正 以下、GMOインターネット)は、AIを活用した完全自動運転システムの開発に取り組むスタートアップであるチューリング株式会社(CEO:山本 一成 以下、チューリング)と、GPUクラウド分野における戦略的パートナーシップおよび出資に関する覚書(以下、「MOU」)を、本日2026年2月12日に締結したことをお知らせいたします。GMOインターネットはチューリングに32億円を出資するとともに、「GMO GPUクラウド」の4年間の長期契約を締結します。チューリングは、「GMO GPUクラウド」が提供する「NVIDIA H200」および「NVIDIA B300」GPUを採用した総理論演算性能(※1)約0.37EFLOPS(※2)(エクサフロップス)を誇る、大規模AI計算資源を活用することで、完全自動運転AI開発を推進します。
(※1)総理論演算性能とは、GPUの仕様に基づく理論上の最大計算性能
(※2)FP16 Tensor コア(スパース性なし)における理論値

~チューリングの取り組み~
チューリングは、完全自動運転の開発に取り組むスタートアップです。環境認識から経路計画、運転制御までを単一のAIで行うE2E(※3)(End-to-End)自動運転AIと、人間社会の常識や背景、文脈の理解を獲得した大規模基盤モデルを同時に開発しています。これらを統合することで、あらゆる条件下において車が人間の代わりに運転操作を行う「完全自動運転」の実現を目指し、自動運転AIシステムの開発に経営資源を集中しています。
(※3)End-to-End(E2E):従来のシステムが「認識→判断→制御」という複数の機能に分けて処理を行うのに対し、カメラなどのセンサーから得た入力データからハンドル・アクセル・ブレーキなどの制御指示までを単一のAIモデルが担う一貫した処理方式のこと。
~GMOインターネットの取り組み~
GMOインターネットは2024年11月より、AI・ロボティクスなどの進化に伴う高度な演算処理需要の高まりを受け、計算性能と開発環境のユーザビリティに強みを持つGPUクラウドサービス「GMO GPUクラウド」を提供しています。「GMO GPUクラウド」は、NVIDIA H200 Tensor コアGPUに続き、2025年12月には「NVIDIA Blackwell Ultra GPU(B300)」を搭載した最新のGPUクラウドサービスを国内最速クラスで提供開始しております。高性能な計算資源を国内データセンターから安定供給することで、日本のAI開発力の強化、産官学の垣根を超えたイノベーションの創出に貢献しています。
~GMO GPUクラウドの技術的な強み~
「NVIDIA Blackwell Ultra GPU」を搭載したクラウドサービスでは、AI推論モデルに最適化された「NVIDIA HGX B300 AI インフラストラクチャ」を導入し、大規模言語モデルの高速推論やエージェント型AI開発など、最先端AIワークロードに最適な高性能環境を提供しています。
~戦略的パートナーシップの意義~
チューリングは、従前より「GMO GPUクラウド」を同社の完全自動運転AI開発に採用しています。今回GMOインターネットは、チューリングに32億円を出資するとともに、「GMO GPUクラウド」の4年間の長期契約を締結することで、同社に安定的な資金と計算資源を提供します。これにより、今後の計算資源需要の高まりに対応した安定的な供給とサポート体制を拡充し、完全自動運転の実現に向けた開発加速を後押ししてまいります。また、環境構築・運用を通じて得られた知見や、チューリングの最先端AI開発現場からのフィードバックを活かし、常に最高の研究・学習環境を提供する体制を構築します。

チューリングは、開発をできる限りシンプルに保ち、世界のAI開発における技術的トレンドを早期に取り込むことで高い開発速度を実現しています。高速なネットワークとストレージを備えるGMO GPUクラウドは、私たちの開発思想とも高い親和性を持っており、24時間体制のサポートによってエンジニアの負担も大きく軽減されています。今回の戦略的パートナーシップを通じて、AI計算基盤をさらに強化し、完全自動運転の実現に向けた開発をより一層前進させていきます。
AI技術の進化は、自動運転のみならず、医療・製造・農業などあらゆる産業の発展を加速し、高齢化や労働力不足といった日本の構造的課題の解決にも直結します。中でも完全自動運転は、世界中の企業が技術開発を競う最先端領域であり、日本のスタートアップが世界の標準技術を創出していくためには、最先端の計算資源と安定した長期開発体制の両立が不可欠です。
今回の戦略的パートナーシップを通じて、GMOインターネットは「GMO GPUクラウド」を継続的に進化させ、チューリングの完全自動運転システム開発を力強く支援します。計算資源を提供するインフラ事業者として、国内AI技術が産業競争力と社会の持続可能性を高める基盤づくりに挑戦し続けてまいります。
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