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GMOインターネットグループが提供する最新クラウドサービス「GMO GPUクラウド」が、スーパーコンピュータの性能を示す世界的ランキング「TOP500」で、世界37位、日本6位にランクインし、商用クラウドサービスとしては日本第1位を獲得いたしました。この快挙により、国内最速レベルの計算性能とAI開発基盤としての実力が国際的に認められる結果となりました。
TOP500は、スーパーコンピュータの性能を測る世界的な指標で、科学や産業界での技術的競争力を示します。このランキングには、研究機関や国家プロジェクトが開発するスーパーコンピュータが名を連ねており、計算能力と実行効率の両面で評価されます。
2024年11月版のTOP500では、米国の国家プロジェクト「El Capitan」が1エクサフロップス(EFLOPS)を超える計算能力で1位を獲得。一方、日本のスーパーコンピュータ「富岳」も多用途性が評価され6位にランクインしました。こうしたシステムは、気候変動予測や医療研究など、世界的な課題解決に貢献しています。
TOP500において「GMO GPUクラウド」が 商用クラウドサービス として日本第1位を獲得したことは、単なる性能比較を超えた技術革新の象徴といえます。研究機関や公共プロジェクトが占めるランキングで、商用サービスが上位に入るのは極めて珍しいことになります。
「GMO GPUクラウド」が高い評価を得た背景には、以下の技術が貢献しております。
■ NVIDIA H200 TensorコアGPU
NVIDIA H100 GPUと比べ、約1.7倍のメモリ容量と約1.4倍のメモリ帯域幅を実現。これにより、大規模なデータ処理やAIモデルの学習が効率的に行えます。
■ NVIDIA Spectrum-Xの採用
国内クラウド事業者として初の採用。AI向けイーサネットネットワーキングプラットフォームにより、ノード間通信速度を3200Gbpsに高速化し、システム全体のスケーラビリティを向上いたしました。
■ DDN製高速ストレージ
大容量データの高速な読み書きを可能にすることで、処理速度を加速。
■ ジョブスケジューラー「Slurm」
効率的なリソース管理を実現し、最大限のパフォーマンスを引き出します。
「GMO GPUクラウド」がTOP500で 世界37位、商用クラウドとして日本第1位を獲得したことは、私たちの技術力が世界に認められた証となります。この国内最速の商用クラウドサービスは、生成AIや機械学習、大規模言語モデル(LLM)の開発に最適化され、圧倒的なパフォーマンスをご提供いたします。
当サービスは2024年11月22日リリースになります。
次世代のAI開発を加速させるため、ぜひこの機会に「 GMO GPUクラウド」 をご体験ください。
【公式プレスリリース】
【TOP500結果】
実際の性能を充分に体感していただき、お客様のニーズに合うかご検討いただいたうえでご契約に進むことができるプランをご用意しております。
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